こちらに辿り着いたあなたは、
- そもそもミニマリストって何?
- ミニマリストって、モノを捨てるだけの人でしょ?
- どこまでやったらミニマリストになれるの?
そんな疑問をお持ちではないでしょうか?
18歳の時とあるジャンルにハマってしまい、
気づくと収集歴が12年(30歳)経過していました。↓
使った金額は総額400万円弱


その後ミニマリズムと言う考え方に出会い、気づくと1年以内に全てを手放していました。

その後このような感じになりました。※極端
これはミニマリストの考え方=ミニマリズムを理解したことによる結果です。
ご覧のように私の人生を大きく変えました。
この記事を読むことで、ミニマリストとは何かについて理解できます。
ミニマリズムを知り、あなたの今後の物質に対する考え方が変わるでしょう。
- 物を減らしたいけどなかなか減らせない…
- いつかは片づけようと思っていたけど、何から手をつけていいのやら…
と言う方には、ぴったりの記事になっていますので、
ぜひ最後までご覧になってくださいね。
ミニマリストの特徴
ミニマリストについての特徴は以下の5つ。
・【ミニマル=最小限の】から派生した言葉。
・必要最低限のモノで暮らし、必要最低限のモノしか持たない人を指す。
・減らすのはモノだけではなく、無駄な時間や人間関係などもふくまれる。
・大事な1%のために99%をそぎ落とす。
・自分にとって本当に必要なモノを厳選し、
それだけを持ち、豊かに暮らすことがテーマ
あくまでモノを捨てるのは、手段の1つです。
ライフスタイルを充実させることが目的であり
ミニマリスト=断捨離ではありません。
ミニマリストのメリットとデメリット
メリット
1. モノが減ると、快適に。色々奪われなくて済む。

がっつりスペースを奪われていた頃↑
狭い空間にいると、人間はストレスをかかえ、作業効率が落ちます。
モノはスペースを奪いますが、同時に集中力も奪うのです。
モノがあふれると、モノを入れるための収納容器を買いはじめ、
本があふれると、本をしまうための本棚を買う。

CDが増えれば、CDを収容するための棚も買う…
人間は行動心理面から見ても、与えられたモノ、お金、時間、
空間を目いっぱい使い果たしてしまう習性があります。
どこか自分の中でブレーキをかけないと、歯止めが効かなくなる生き物なのです。
学生時代に使っていたモノや、取っておいた思い出の品々など

- いつか使うかもしれないから捨てない
- まだ使えるから捨てない
- もったいないから捨てない
そうして何年も眠らせ、ホコリをかぶせて置いていませんか?
モノで埋め立てたスペースがなくなれば、空間が生まれ快適になります。
2. モノをよける動作がなくなり、ストレスが減る。

足の踏み場が1人分しかなく、ストレスもピークの頃↑
限られた自分の部屋や廊下に、モノを増やしていくとどうなるでしょう。
もちろん行動範囲もせまくなり、モノをよけるか、ぶつかるか。
増えるのはモノだけではなく、自分では実感のない小さなストレスが、
毎日知らぬ間にコツコツと増えているのです。

モノを減らせば気持ちに変化が起き、ストレスが減ります。
3. 掃除がラクになり、時間が増える。
例として、ある一つの置物を掃除するとします。
その置物と周辺を掃除するための、動作をイメージしてみて下さい。
- 物を持ち上げて、どこかに仮置きする。
- 置物が置いてあった場所を、拭く。
- 仮置きした置物を、元の位置に戻す。
- 置物自体が汚れていたり、ホコリがついていたら拭く。
以上の4つの動作が発生します。
これは、1つの置物に対してです。これが10個の置物となれば、4つの動作×10個。

では次に、その位置に物がなく、掃除がしたい場合の動作をやってみます。
- その場所を拭く
以上、1つの動作だけですね。
物が減れば減るほど、動作が減ります。
単純に、掃除の時間が減り、その浮いた時間を他にまわせてしまうのです。
4. ノイズがなくなり、一点集中できる。

ノイズとは雑音を意味します。
ふとした時、たまたま置物やフィギュアと目が合い
- ちょっと曲がってるな。地震でズレたかな?
- この置物、ここの場所よりこっちの方が良さそうだな。
- なんか、この置物のとなり、物さみしいな。これに合う良さげなの探してみるか。
上記のようなこと、経験ありませんか?
本来なにかをしようとしていたのに、つい置物に目がとまってしまい、
気付いたらスマホで、新しい置物を検索している。
掃除しようと途中、アルバムを見つけてしまい、あれもひろげ、これもひろげ。
気付いたら数時間が経っていたなんてことも。(私もかなりありました。笑)

物から発せられるノイズをちゃんと、あなたはキャッチしてしまっている。
本来やるべき、読書、学び、運動などを忘れて。
人生にとっての大事なことから脱線し、限られた時間を消費している。
物がなければないほど、一点に集中できるのです。
5. 何が大切かに気づくことが出来る。
沢山のモノをいらない順に捨てていくと、最後に残ったモノが本当に大事なモノなのです。
初めは、「これは取っておきたい」と思うものが多いと思います。
ただ、「持っているモノの中で、最下位のモノを1日1個捨てる」を決めて行うと、
持ち物が少しづつ減ってきます。
そして、ある日
「これだけは、譲れない!誰になんと言われようとも!」
と思えるモノが現れます。

気付くと周りにたくさんあったはずのモノが減り、
「〇〇さえあれば、もう他になにもいらないや」
と思えてきます。
つまり、1%さえあれば、99%はいらない。に辿り着くのです。
何が本当に大切かを見つけ出せるのが、ミニマリズムを知る最大のメリット。
捨てる行為は、大切なモノを探す旅でもあるのです。

この感覚は、登山で山頂に辿り着いた者しか見れない、絶景に近いかもしれませんね。
6. 無駄遣いが減り、お金が増える。


今まで欲しいと思い購入したモノは、果たして必要だったのでしょうか?
私たちは知らぬ間に、混同していました。
実は、欲しいモノ=必要なモノではないのです。
購入しようと思った時、
- 今ちょうどタイムセールだから。
- 後〇〇〇円足せば、ポイントがもらえる。
- いつか使いそうだから。
- 〇〇〇さんが使っていたから。
などの理由ではないですか?
売り手は買ってもらうために、色んな方法で買わせようとします。
欲しいモノと必要なモノの区別がつけば、一気に買い物が減ります。
消費行動が減ると言うことは、別にお金をまわせると言うことです。
デメリット
身体に良いと言われる食材も、食べ過ぎれば体に悪影響を及ぼします。
運動もやり過ぎれば、ケガにつながります。
過ぎたるは猶及(およ)ばざるが如(ごと)し
何でもやり過ぎれば、デメリットになってしまいます。
- モノを捨てすぎて、不便になる。
- イスや寝具を捨てて腰を痛める。
- 同居人に確認をせず、勝手に捨てて喧嘩になる。
インターネットで検索すると出てくる、
ミニマリスト デメリット
内容のほとんどが、ただのやり過ぎによるものです。
過剰にやればいつかそうなるよね。ってことばかりです。
全てはバランスが大事なのです。


ミニマリストになるには 注意点とおすすめ
注意点
1. 物を全て無くせばいいということではない。
捨てることにスイッチが入ってしまい、買い戻せないモノを捨ててしまったり、
大事なモノを捨ててしまうことも。
また買い戻すとなると、余計にお金がかかり本末転倒になってしまいます。
捨てることを目的とせず、良く考えてから捨てましょう。
2. 〇〇を捨てなければ、ミニマリストではない!は間違い。
本来、ミニマリズムと言う考えを取り入れて、人生を豊かにすることがテーマ。
あなたにとって、どうあることが豊かなのか。
大事なモノは何なのか決めるのは、あなたしかいません。
他の誰も口を出す権利はありません。
あなたの大事なモノと、私の大事なモノは違います。
たまたま同じモノの場合もありますが、○○持っていたらミニマリストではない!
なんてことはありません。
残ったモノが多かれ少なかれ、それがミニマルライフの始まり。
※持ち物の数の少なさで競ったりマウントを取ったりする方は、ミニマリズムを理解していない証拠。
3. 1日でモノを捨てようとしない。
人は1日で最大35,000回の選択をしていると言う、研究結果があります。
- 今起きるか、5分だけ寝ようか。
- ズボンを先に履くか、靴下が先か。
- メールが来てる。LINEの通知も…でもその前にTwitter先に…
そして、選択を重ねれば重ねるほど、
人はストレスを感じ、やがて辞めてしまいます。


捨てることを決意したならば、時間を決めて行いましょう。
おすすめ方法は、
- 1日1セットのみ
- 1セット15分以内で終了
- それを毎日行う
たった15分だけなら毎日出来そうですよね。
人の集中力を最大に引き出せる時間は、たった15分。
それ以上行うと、脳は疲れ選択を辞め、
「これは残しておこう」「これは大事だしなぁ」と判断がにぶくなります。
日々行うことで、素早い判断力がつき、日常でも活かせるメリットにもつながります。
4. 足すことではなく、引くことを意識する。
「○○に効く!」「○○を飲めば改善!」「○○を摂るだけで!」
など、日々飛び交う情報や広告に身を任せ、色んなモノを買い足してませんか?
一見、生身の自分に鎧をつけ、武器を持ち、と確かに足せばその分強くなりそうです。
しかし、果たしてそれほど必要なのでしょうか?


ミニマリストは、必要最低限で済むモノを最小におさえ、大事なモノに余力を回します。
一度原点をイメージし、そこに何を足しているのか。
そして、そこから引き算出来るモノはないかを考えてみましょう。
必要以上に足しているモノ、時間、費用、人間関係を引き算することで
選択肢、ムダな時間、出費、悩みが減り心も軽くなります。
5. ミニマリストは、ケチではない。大事なモノに一点集中。
ミニマリストは、考え方次第では一点豪華主義でもあるのです。
・収納や生活スペースを埋めてしまうモノを捨てる → フィギュアを飾るスペースを設ける
・固定費を見直し削る → 浮いたお金をカフェで贅沢な休日を過ごしたり、旅行にあてたりする。
・必要以上の筋肉を手に入れるため長時間ジムで筋トレ(過去の私) → 浮いた時間を、読書や勉強にあてる。
このように、
ムダに費やしていた物質や時間などを最小限におさえ →
本当に大事な時間やモノに、余った全てを惜しみなく注ぎ込みます。
唯一大切な1%には、お金も時間も惜しみなく使うのです。


まとめ
・ミニマリストは、捨てることが目的ではなく、人生をより豊かにすることが目的。
・モノを減らせばストレスが減り、お金、スペース、時間が増える。
・やり過ぎれば、メリットはデメリットに変わる。バランスが大事。
・ミニマリストに資格はない。持ち物でミニマリストかどうかを判断しない。
・足すことより、引くことを意識する。
・大事なモノのためには、時間も費用も惜しまず使う。
・行動しなければ始まらない。継続しなければ意味がない。
以上、ミニマリストとは何か、についてまとめました。
そして物理的にミニマリズムを、自宅で実践継続した方法をまとめた記事はこちら↓


自宅でミニマリズムを実践すると、どうなるんだろう?と思う方はこちらも参考にしてみて下さいね♪
最後まで、ご覧頂きありがとうございました!
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